新潟市のリフォーム会社「フジトモ」で、発信や企画を担当している“中の人”いとうです。
今回は、少しだけ私の独り言を書かせていただきます。

SDGs(持続可能な開発目標)の達成期限は2030年。
その先を見据えたキーワードとして、今「ウェルビーイング」が注目されています。
この言葉を聞いたとき、私はなぜか懐かしい気持ちになりました。
ウェルビーイングは、ずっと身近にあった
SDGsとは「誰一人取り残さない」ための世界共通の目標
SDGsとは、
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、
貧困や差別、環境問題など、
世界が抱えるさまざまな課題を解決するために定められた国際目標です。
特徴的なのは、
「誰一人取り残さない」という考え方。
国や地域、年齢や障害の有無に関係なく、
すべての人が安心して暮らし続けられる社会を目指しています。
そして、その達成期限が2030年。
その先を考える中で、
「では、人はどう生きていくのか」という視点から
注目されるようになった言葉が、ウェルビーイングです。
学生時代に学んだ「より良く生きる」という考え方
この「ウェルビーイング」という言葉を初めて聞いたのは、
私が学生だった頃。
もう20数年前のことです。
社会福祉概論や障害者福祉論。
正直、半分寝ながら講義を受けていた、あの頃(笑)
それでも、
「ウェルビーイング=誰もが、より良く生きること」
という意味だけは、なぜか心に残っていました。
障害があっても、なくても。
年を重ねても、重ねなくても。
誰もが、より良く生きることのできる社会。
差別のない、平等な、共生社会。
そんなことを学んでいた気がします。
高齢者施設で20年以上、現場で向き合ってきたこと
その後、私は社会に出て、
高齢者施設で20年以上、
生活相談員や施設ケアマネジャーとして働いてきました。
介護とは何か。
自立支援とは何か。
自己決定とは何か。
そして、
認知機能の低下により、自己決定が難しい場合、
その方の意思をどう守ればいいのか。
そんな問いに、何度も向き合ってきました。
自己決定と、共同で決めるという選択肢
仕事を通して学んだのは、
認知機能の低下により、
ご本人だけで判断することが難しい場合であっても、
その方のこれまでの生活歴を知り、
ご家族や支援者と一緒に考え、
共同で決めていくという選択肢があるということです。
私は、ご利用者やご家族の相談を受けながら、
医療や介護、地域のさまざまな社会資源をつなぐ役割を担ってきました。
今思うとそれは、
「どうしたら、この方が、
そのご家族が、
少しでも安心して暮らせるだろうか」
そんなことを、
常に考えながら過ごしていた時間だったのだと思います。
無意識のうちに、
“より良く生きるための環境”を整えることを、
ずっと目指してきたのかもしれません。
暮らしの中にあるウェルビーイング
ウェルビーイングは、特別な人のための言葉ではない
ウェルビーイングは、
支援が必要な方だけのための言葉ではありません。
誰もが、
より良く生きる権利を持っています。
もちろん、私も。
そして――
このコラムを読んでいる、あなたも。
私なりにウェルビーイングを表すと、
こんな言葉になると思っています。
「だれもが、自分らしく、安心して暮らし続けられること」
住まいを整えることで、不安は小さくできる
これを、フジトモの会社に置き換えると、
・段差がなくなり、転ばずに暮らせる
・手すりがあって、一人でトイレに行ける
・福祉用具を使うことで、介助する側の負担も減る
・その結果、家族みんなの気持ちが少し楽になる
こうした一つひとつが、
暮らしの中にある不安を減らしていくことにつながっています。
生活の不安を減らし、その方らしい毎日を取り戻すお手伝い
だからフジトモは、
お客様の生活に対する不安を減らし、
その方らしい毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
特別なことをしているわけではありません。
難しい言葉も、立派な理論もいりません。
目の前の暮らしにある、
ちょっとした困りごとや不安に目を向け、
その人と、そのご家族が、
少しでも安心して毎日を送れるように整えていく。
ウェルビーイングとは、
きっとそんな、日々の積み重ねの先にあるものなのだと思います。




