
棚にはカップがいくつもあるのに、つい手が伸びるのは同じ湯のみ。目立つ色でなくても、大きな値札が付いていなくても、使いたい理由はちゃんとあるのでしょうね。
持ったときの感じや、口に当たるふちの形。何度も使ううちに、説明しなくても分かる好きが増えていきます。日常の道具は、気がつくと頼もしい顔なじみです。
その湯のみを、出しやすく戻しやすい場所へ。しまい込んだ立派な場所より、いつもの手が届く指定席が似合うこともあります。暮らしやすさは、こういう小さな距離にもあるのだと思います。
挿絵では、腰エプロンのともりゅうが一杯を手にしています。2匹も棚のあたりへ。それぞれのお気に入りを探しているのかな😊 今日よく使った道具をひとつ、ねぎらうように戻してみる。明日の自分にも、うれしい指定席になりますね🍀
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